ヤマダメモー

ゲームとかの感想やメモ置き場です

SANABI感想(ネタバレあり)

SANABI(サンナビ)をプレイしました。すごく面白かった!

 

小気味よくプレイできるワイヤーアクションと音楽、サイバーパンクな雰囲気、美麗なドット絵とアニメーション、そして心に響くストーリーと最高でした。翻訳だけは弱点なので、予定されている改良を待って再度プレイしたいゲームです。

 

 

 

 

以降ネタバレありですので、ご注意ください!!

 

 

 

 

自身では初のワイヤーアクションゲームで、難易度ノーマルでクリアしました。慣れてくるとどんどん高速に動けて、敵も一撃必殺と操作が気持ち良かったです。音楽もノリ良くテンション上げて没入できて良い仕事でしたねー。ただ苦戦はして、特に監督官は難易度イージーにする手前まで死にまくりました。あの赤いモノアイに追われるの嫌い、助けてザク。

散々苦労した後、真の姿でまたマゴシティに降り立ち頂上まで登りますが、面倒なはずの戻る道のりが高速に登れるようになっていて自身の成長を実感できた構成も良かったですね。ここはステージで旅の振り返りをしつつマリの独白が進むので、もうめちゃくちゃ盛り上がりました。

伏線や謎が、後半に理由開示どころか二転三転して真実に至るのは圧巻でした。特に復讐劇が、父による娘の敵討ちではなく、娘による父の敵討ちだったと立場が反転したときは痺れましたね。ここから文句を言われていたお絵描き・ハーモニカ・マフィンの名が二人の思い出で、父の人格を呼び覚ますために刺激を与え続けていたこと、一度は諦めたが記憶が戻り親子の会話ができたこと、これまでの旅が実は子供の頃の父との夢を果たせていたことの流れは最高でした。

個人的な背景で、僕はこの約1年間で子供の誕生と父の死を経験しました。なので将軍にもマリにも感情移入しやすくて響きましたね……いやー良かった。

 

きつかった点について

もう修正予定ではありますが、翻訳はきつかったです。特に記憶操作話での翻訳が微妙すぎて、真実の話か偽の記憶の話か解釈が怪しくてつらかったです。翻訳修正後のパーフェクトSANABIが楽しみですね。

ただ急にオネエぽくなる将軍は面白かったです。

オネエ将軍(王騎ではない)

あと、フォントが割と小さいのもきつかったです。この画像もそうなんですが、Switchの小さい画面だと凝視しないといけなくて……。

 

ネタについて

上記のような翻訳による偶然以外にも、ちょっとしたネタが良かったですね。任天堂ネタや、みんな大好きCEOとか。

みんな大好きCEO

あと便ネタは韓国ぽいですよね。

高い便

 

ビジュアルについて

ピクセルアートが一枚絵で見てもキレイなのによく動く!この点もすごかった!

てことで、最後にお気に入りの絵をペタペタして終わります。

 

サモトラケのニケ感。しゃべるんだ

天国と地獄。赤が良い

マズルフラッシュの明暗が良い

この見上げる構図の良さよ……溜めなしアタック強すぎ